錫縁菊蒔絵香合2024.01.05makiekogo錫縁菊蒔絵香合南北朝~室町時代 錫縁香合に描かれる蒔絵の代表的な意匠のひとつといわれる菊蒔絵香合です。時を重ね、霞がかったようなやわらかな菊の佇まいは、雅な背景をもちつつも、侘びの精神も兼ね備えているようで、深く印象に残ります。日本の黒の美しさを賛美する言葉に漆黒というものがありますが、こちらの香合は、そのような日本の漆の深みのある美しさをあらわしているように思います。sold戻る